「大空港2013」見ました

何かこれやったら面白いんじゃないかなと考えることは色々あって、この公園だったらハンターに追いかけられながら隠された宝箱とか探せそうだなとか、両の手を合わせてから壁に手をついてここに扉でも作ったろうかなとか、現実から幻想から色々考えたりするわけですが、舞台演出として椅子から倒れ込みたいとか舞台上で社交ダンスのように踊って欲しいとか生演奏したいとか人を吊りたいとか、いくつかは実際に現実に召還できたりもしてるけど、ほとんど多くのことは色々な理由があってやらないやれないというところに着地する。それでもやっぱりやりたいという気持ちは残っていて次こそはと思う。未だに硬の練習は続けている。そろそろ指先で壁に穴を空けられるようになると思うが、自分は操作系なのでそんなに高い精度にはならないかもな。

 

あれ?さっき良いアイデアが浮かんだんだけど、一瞬別のことに気を取られているうちにそのアイデアを忘れてしまって、あーくそーめちゃ革新的でこれで全てうまくいくはずだったのにあー思い出せないーってなった。昔はそんなことしょっちゅうで今でもそこそこよくあるけど少し頻度が落ちてきた気がする。それは忘れないようにすぐにメモする癖がついたのか、そもそも思い付く頻度が落ちたのか。

 

そんなひょ

 

思い出したーー!? 1度は手からこぼれ落ちたと思われた革新的万能アイデアを思い出したっ!?

「利便性を上げると、比例して自由度が落ちる。だから舞台は最高なんだ」だ!

なんだこれなんも革新的じゃないしそれどころか何か解決するような策でもなくただのポエムじゃねーか! 本当にさっき考えてたことってこれなのか? まぁそんなもんだ。そして「そんなひょ」が何書こうと思ってたか忘れたわ! そんなひょんなこと? なんもひょんなこと起こってないわ!

 

とにかく思い付くのは実は誰でも思い付いていて、実際にそれを表現するかどうかが問題でアイデアそれ単体はだいたい意味がない。というわけで完全ワンシーンワンカットのドラマあったら楽しいな、と思っても表現できる方法と行動力が大抵の人はないわけで、やっぱり三谷幸喜すごいなーただのひょうきんめがねおじさんではなかったんだなーと思った。普通だったらやらないやれないことをやってのけるから感動するし、そうじゃなきゃなーと思う。

 

やっぱり僕はうらやましいと思う作品が好きで自分も向こう側へ行きたい。だからギターもゲームもダンスも小説も舞台も向こう側を目指してたし、それの収束点がミュージカルでソルシエっぽいのでもっと頑張りたい。全部中途半端で全部「下の中」くらいなのが気になるが、どこかでブレイクスルーして完璧超人になれる日が来るだろうからその日を心待ちにしてる。早く向こう側に行きたい。